食べ物の雑学1、機長と副操縦士は別の物を食べる
飛行機の楽しみの1つが機内食。
キャビンアテンダントさんがビーフ or チキンと尋ねながら歩いてくると、うまく言えるかちょっと緊張します。
コストカットの為にはメニューを1種類に統一した方が効率良さそうなのになーって思うけど、2種類以上メニューを提供しているのにはちゃんと理由があるんです。
1つは宗教的なもの。
イスラム教だと豚を食べられないし、ヒンズー教だと牛が食べられない。
機内食でポークを提供しているのめったに見ないですけどね。
最近だとヴィーガン用の野菜食とかも頼めば出してくれますね。
でも好みの問題とかそういうのと別にもう1つ理由が。
それは食中毒対策。
全員同じものを食べて全員が食あたりになると救護をする人がいなくなってしまいます。
特に飛行機を操縦できる人がいなくなったら大変。
なので機長と副操縦士は必ず別々のものを食べます。
キャビンアテンダントさんも半々に分かれて別々のものを食べます。
でも航空会社によっては
スタッフ用の食事は乗客用とは全く別物だったり
おにぎりとかサンドイッチとか片手で簡単に食べられるものだったりもするそうです。